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 Macが起動しなかった場合に自分でできる処方箋 まとめ

mac

今回はMacの中でも、「起動しない!」にフォーカスし、
対応方法、調査方法を整理しながら解像度をあげましょう。

「Macが起動しなくなった」そんな時にどうしたらいいのか?

スクリーンショット 2015-06-29 18.44.29
「ディスクユーティリティ」を使用したメンテナンスを定期的に行うことも大事ですが、
Macが突然動かなくなるという不測の事態が起こった際には、
以下の方法を試してみると幸せになれるかもしれません。

❏ NVRAM(PRAM)リセット

Macに何かしらの問題が発生したらまずやってみてくださいとAppleから言われる定石の「PRAMリセット」。
「Macの設定を記憶しているPRAMを一度リセットしてみましょう」という操作になります。

NVRAM/PRAMとは?

コンピュータに内蔵されている

NVRAM (不揮発性メモリ)

と呼ばれる小容量のメモリには、
所定の設定情報が記憶され、この場所には

OS X からすばやくアクセス

することができます。

参考 ▶ Appleサポート:Macの NVRAM をリセットする方法

Macを終了する

「Option(⌥) + command(⌘) + P + R」

のキーを押したまま電源を入れます
「ジャーン」というMacの起動音が2度鳴るまでキーを押し続け、2度起動音を確認したら放します

***高解像度***
NVRAMの中身
NVRAMの記事も参考に解像度を高めていただければとおもいます。

❏ SMCリセット

電源ボタンを押しても起動しない、なぜかファンがずっと回っているなど、通常考えられないトラブルが起こった時は「SMC(システム管理コントローラ)」をリセットしてみます。

SMC(System Management Controler)とは

Macの電源関係を処理するコンピュータチップです。

主に、システム起動、スリープ、バッテリーなど、電源関係のハードウエアをコントロールします。 システムを起動できない場合やスリープできない、バッテリーが充電されない、ACアダプタを認識しないなど、電源関係のトラブルを解消できる場合があります。

参考▶ Appleサポート:Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする

デスクトップ(Mac Pro、iMac、Mac mini)の場合

⇢ システム終了後、Macの電源コードを抜いて15秒間待てばOK。

2009年以降のMacBook、MacBook Air、MacBook Pro の場合

Macを終了する
MagSafe(電源アダプタ)をMacに接続します

「キーボード左側のshift + control + option + 電源ボタン」

を押しながら、
3つのキー全部と電源ボタンを同時に離します
Macの電源を入れます

❏ セーフモードで起動

セーフモードとは

最初にディスクのメンテナンスを行い、その後、起動に必要な最低限の機能のみ有効にし起動するモード。
このモードで起動できるのであれば、OSのシステムには問題無いという事になります。

メンテナンスを行いながら起動するので、通常の起動よりも時間がかかります。

セーフモードで起動することで「起動ディスクの検証」「ディレクトリの問題の修復」をすることができます。

Macを終了する
電源を入れ起動音が聞こえたら「shift」キーを押します(起動前からではなく、起動音の直後)
ディスプレイにAppleのロゴが表示されたらキーを離します

❏ リカバリーモードで起動

OS X Lion、Mountain Lion、Mavericks、YosemiteではOSを復元することができるHDD上のリカバリ領域が存在し、そこから起動することができるようになっています。
リカバリーモードで起動することでユーティリティを利用することができるので、
ディスクの修復などが可能。最悪の場合、バックアップからの復元などもリカバリーモードから可能です。

Macを終了します

「command + R」

キーを押したまま再起動をします
Appleのロゴが出たらキーを離します

OS X Mavericks、YosemiteではUSBメモリなどに「起動可能なインストーラ」を作成することができます。
作成の方法については「Appleサポート:OS X Mavericks または Yosemite で起動可能なインストーラを作成するで詳細に説明がされています。
リカバリーモードで起動できなかった場合、このインストーラーから起動することで、リカバリーモードでの起動と同様の操作が可能になります。

❏ 外部ディスクから起動する方法

Macを終了します
再起動時に

「Option」

キーを押したまま起動します
「Startup Manager」が表示されるので、利用したいディスクを選択します

❏ シングルユーザーモードで起動し、コマンドラインからfsckコマンドを発行

シングルユーザモードとは

全ての操作をコマンドラインから行うモードです。
主に

トラブルシューティング

ソフトウェア開発時

に使用します。

それでもMacが起動しないという人は最終手段。
シングルユーザーモードで起動して「fsck」というツールをコマンドラインから発行します。

AppleではOS X 10.4以降を使用している場合は「fsck」ではなくディスクユーティリティの利用を推奨しています。
なので、上記の方法を試したけど起動できないという人は、

自己責任

で行ってください。

シングルユーザーモードで起動してfsckコマンドラインユーティリティを行う方法

①Macを終了します
②電源ボタンを押した直後

「command + S」

キーを押します
画面に白い文字が表示されたらシングルユーザーモードで起動しています
③コマンドラインに「/sbin/fsck -fy」と入力して「return(enter)」キー
og_mac10_005
④問題が解決したら「reboot」と入力して「return(enter)」キーで再起動
問題がなければ「** The volume (name_of_volume) appears to be OK」と表示されます。
What-To-Do-if-Your-Mac-Does-not-Boot-Normally-4
問題が見つかった場合「***** FILE SYSTEM WAS MODIFIED *****」と表示されます。
p5240035

問題が見つかった場合には上記の手順を「The volume appears to be OK」と表示されるまで繰り返します。
参考 ▶ Appleサポート:ディスクユーティリティおよび fsck を使用して、起動時の問題を解決する、あるいはディスクをメインテナンスする

❏ Apple Hardware Test

ここまで色々試してMacが起動しない場合、ハードウェアが故障している可能性もあります。

「Apple Hardware Test」でハードウェアの診断を行いましょう。

問題の原因がソフトウェアによるものか、ハードウェアによるものか原因を特定することができます。

「Apple Hardware Test」を行う方法

「Apple Hardware Test」を行う前にEthernetアダプタ以外の外付けデバイスをすべて取り外してください。

Macを終了します
電源を入れ

「D」

のキーをグレイの画面が表示されるまで押しっぱなしにします
テスト終了後「Restart」または「ShutDown」を選択します
テストの結果問題がなければ「No issues found」と表示されます。

参考 ▶ Appleサポート:Apple Hardware Test の使い方

❏ verboseモードで起動

「command(⌘) + V」

を押したまま電源を入れます。

verboseモードとは
通常の灰色画面の起動ではなく、起動プロセスをテキストベースで表示する画面で起動するモード。カーネルや、ドライバの読み込みだけでなく、エラーも表示されるので、トラブルの原因が追求しやすくなります。

OS X 起動中にプログレスバーが止まっているように見える時などに、
どの処理によるものか判断を助けてくれます。

❏ それでもMacが起動しないなら・・・

これらのことを試してみて、それでも問題が解決しない場合はApple Storeのジーニアスバーに持ち込みましょう。
ジーニアスバーの予約を申し込みする際に、これらの結果を伝えておくことで対応もスムーズになりますし、Apple Storeではこれ以上のことはほぼできません。後は分解して物理的な故障(水没など)が起こっていないか確認する程度です。
ジーニアスバーで修理ができなかった場合は工場での修理になります。

ジーニアスバーの予約はコチラ

2016/05/07 追記

❏ command(⌘) + 電源ボタン を長押し

これで起動するという動画をみたので上記をためしてだめな場合、試してみてください。

以上です。

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