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LSI社 : MegaRAID のDISK RAID 構築のあれこれ – 備忘メモ –

​❏ 主流のRAIDカード

LSI社 MegaRAID

HP社 Smart Array

HP以外は、LSI社のRAIDカードを採用している為、LSI社の手順を覚えればHP以外のほぼ全てのサーバに対応可能。
LSIのMegaRAIDは、WEB BIOSという操作画面がある。
WEB BIOSはサーバ起動の時に設定できる画面で、RAID構築やH/Wエラーの有無を確認する事が可能。

​❏ MegaRAID (WebBIOS) DriveGroupの定義

・“Configuration Wizard”を押下
・“Manual Configuration”を押下
・Slot0, Slot1をDrive Group0に所属させ、Slot2, Slot3をDrive Group1に所属させます。このような設定をする事によって、Slot0, Slot1が同じグループのディスクになる。
同様にSlot2, Slot3が同じグループのディスクになる。
・Slot0が選択された状態で、”Add To Array”を押下
・Slot1が選択された状態で、”Add To Array”を押下
・“Accept DG”を押下。▷Slot0, Slot1がDrive Group0に所属するようになる
・Slot2が選択された状態で、”Add To Array”を押下
・Slot3が選択された状態で、”Add To Array”を押下
・“Accept DG”を押下。▷ Slot2, Slot3がDrive Group1に所属するようになる

​❏ MegaRAID (WebBIOS) スパンの定義

※ Spanとは連続したディスク領域

・Drive Group0が選択された状態で、”Add to SPAN”を押下
・Drive Group1が選択された状態で、”Add to SPAN”を押下
・Span欄にDrive Group0とDrive Group1″が表示されている事を確認し、Next”を押下

​❏ MegaRAID(WebBIOS)仮想ディスクの定義

#Spanの一部または全部を仮想ディスクとして定義可能
#特別な要件がない場合、spanの全ての領域を使い、一つの仮想ディスクを作成がよい。

RAIDに関する詳細なパラメータを設定が可能
パラメータ設定の具体的な手順は割愛

下記に主なMegaRAID 各パラメータ説明を列挙

​❏ RAID Level

RAID levelはRAID10, RAID5等の冗長化レベルを定義です。 安価なRAID controllerはRAID5, RAID6をサポートしていませんので、 RAID5, RAID6を使用する場合は製品選定時に注意が必要。

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ミラーリングなしストライピングのみの非冗長構成です。 ディスク読み書きの速度は最高となる構成ですので、 冗長化を無視して差し支えない超特殊要件ならば使用可能です。 が、私の経験から判断すると、どんな特殊要件であってもお勧めはしません。

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ミラーリングかつストライピングの冗長構成です。 RAID5よりも冗長性を担保したいシステムで使用する事が多いです。 実際に私が経験した話ですが、運悪くミラーのペアとなっているディスクが2本同時に壊れた場合は、 データロスにつながってしまいます。

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ディスクの1本をパリティビットとして使用する冗長構成です。 単純なRAID5は1本のディスク障害までしか耐えられず信頼性に難があります。 実践では、ホットスペアディスクと併用して使用し ディスク2本までの障害に耐えられる構成にする事が多いです。

​❏ Strip Size

ストライピングを行う際に、どの程度細かくディスクをブロック単位にストライプ(分割)するかの定義です。 最適値はディスクサイズ, ディスク回転数, ディスクのアクセスパターンに依存しますが、 どの値が最適なのかを検証する余裕がないならば、64KBにしておく事をお勧めします。 ただし、64KBをお勧めするのは執筆時点(2014/04/04)のみの話で、 将来ディスク回転数が上がるような何らかの技術革新が起きた場合は、 最適値が変わる事を覚えておいて下さい。

​❏ Access Policy

ディスクを読み書きできるようにするか、どうか、の定義

RW

読み書きOK

Read Only

読み取り専用ディスク

Blocked

ディスクへのアクセスを一切禁止

​❏ Read Policy

Read Policyは次に読み込み対象となるであろうブロックにあわせて先読みするか、どうか、の定義

​Normal

先読み実施しない。ランダムリードが多い場合

​Ahead

先読み実施。シーケンシャルリードが多い場合

​❏ Write Policy

先行書き込みを行うかどうかの定義です。 キャッシュに書き込みが終わった時点で書き込み処理を完了とし、 非同期でキャッシュからディスクへ書き込む事で書き込み速度を大幅に向上できる。
一方、cacheの情報が揮発してしまう為、電源断が発生した場合などはデータロスにつながるリスクも秘めている。

Write Through

必ずディスクに書き込む方式。
書き込み速度は下がるが、データロスの危険性が最も少ない設定

Always Write Back

cacheに書き込まれた時点で処理を完了させる方式。
書き込み速度が上がるが、データロスの危険性あり

Write Back with BBU

BBU(Battery Backup Unit)に十分なバッテリが蓄えられている場合のみWrite Backとして動作。
仮に電源断が発生したとしても、BBUのバッテリを使用してディスクへの書き込みができるだろうという考え方に基づいた設定。
バッテリが切れた場合は、自動的にWrite Throughになる。
なおバッテリの寿命は2、3年。このモードを使用する場合はWrite Backモードで動作している事を監視する仕組みとセットで使用がよい。

​❏ IO Policy

読み込んだデータをcacheに書き込むか?

Direct

書き込まない

Cached

書き込む

以上です。

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